子供の頃から、ある物を創意工夫して“ものづくり”してオモチャにしていたのがDIYの原点。
小学校6年の冬には区画整理移転にともない自宅の新築を目の当たりにしたことから、大工仕事に興味を持ち建築の道に進みました。
写真は自宅の1/10スケールの模型です。
高校1年の冬、自宅でコツコツと作りました。
床組みは、土台・大引・根太掛・根太
軸組みは、柱・間柱・筋違い・窓台・窓まぐさ
小屋組みは、軒桁・小屋梁・小屋束・母屋・たる木・破風・鼻隠しまで・・・
こだわったのは、松丸太の小屋梁。
山から松の小枝を切り出してきて表皮を剥いて太鼓梁状に成形し、梁算段をして小屋束の場を取るなどできるだけリアルに作り込みました。
さすがに、柱ホゾ、梁にホゾ穴を掘るまでは無理でしたが、小屋梁の“兜アリ掛け”は、アリのない兜掛けまで再現しています。
模型は1010mm×728mmもある大作だったけど、春休みに自転車の荷台に括りつけて先生のお宅まで運んでって、
先生に写真撮ってもらいました。