経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、福島第1原発が、3時間以内の「炉心溶融」することを予測。
しかも、翌12日未明には放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる方針が決まっていた。
ところが、菅首相と原子力安全委員会班目春樹委員長が、12日朝、パフォーマンスで現地視察。
そのため現地では「応急措置は何もするな」という号令がかかり、一番大事時間帯の手立てが半日以上遅れ、今日の惨状となっていることが明らかになった。
「原子力は詳しいんだ」という菅首相であるが、12日未明、放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、炉心溶融が始まっている保安院が知っていたにもかかわらず、政策決定行うトップである菅が現地視察することにより、保安院が東電に対して応急措置のすべてを停止、その後の政策決定も遅れた。
菅首相には想定外を主張する班目春樹委員長が同行しており、班目春樹委員長自身が現場の応急手当を一時停止させたのか、それとも誰が・・・官邸が・・・?。
福島原発事故について、問題点などを時系列にウィキペディアが報じている。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
MITによる福島原発事故解説
http://d.hatena.ne.jp/arc_at_dmz/20110316/fukushima_nc_power_plants