東日本大震災の発生から約2週間。
工場の一部損傷、電気・水道といったインフラが途絶え操業を停止していた建材・設備メーカーが、徐々に再開し始めている。
めどが立たない工場もまだ少なくないが、各メーカーとも急ピッチで再開作業を進めている。
ただ、ようやく工場再開のめどが立ってきたものの、頭の痛い問題がある。
供給する電力が不足していることから東京電力が実施している「計画停電」と、生産する製品の原材料や部品が供給元から入手できない「原料不足」。
工場の設備に大きな被害がなくても、生産量に影響が出ている。
以下、分類とメーカー名、情報更新日、状況、情報ページのURL
サッシ
YKK AP 3月17日
生産拠点の東北事業所(宮城県大崎市)および宮城工場(宮城県大衡村)において、建物などで一部損壊などの被害。
生産設備の被害は確認中。
東北事業所、宮城工場は安全が確保され、生産に関わるインフラが復旧するまで操業を停止。
これに伴い、注文製品の生産・出荷遅れが発生している
http://www.ykkap.co.jp/
トステム 3月22日
一関工場(岩手県)と下妻工場(茨城県)は操業を停止中
http://www.tostem.co.jp/
三協立山アルミ 3月15日
生産工場および設備については影響なし。
生産は通常通り行っているが、一部震災の影響を受けており、状況を現在調査中
http://www.sankyotateyama-al.co.jp/
