ハザードマップを超えた大津波

福島県相馬市で記録した東北地方太平洋沖地震による津波の高さは7.3m以上。

市が津波ハザードマップで想定していた最大高さ6.6mを大きく上回った。

ハザードマップを超えた大津波

相馬市の津波ハザードマップは、

マグニチュード(M)8.2の宮城県沖の地震、

M8.6の明治三陸タイプ地震、

M7.7の福島県沖高角断層地震の三つの地震を想定して作成した。

これら三つの想定地震による最大の浸水被害を表している。


ところが、実際に発生した地震のマグニチュードは9.0と、三つの想定地震すべての規模を超えた。

一般にハザードマップは、安全側(被害が大きく出る方)で作成する傾向がある。

それにもかかわらず、想定を超える高さの津波が生じた。

津波の高さだけでなく、被害の範囲もハザードマップより内陸に及んでいるとみられる。


浜松市でもハザードマップが配布されている。

安全側(大袈裟?)と思っていたが、あてにならない。



浜松市防災マップ→http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/disaster/bousai/index.html

推定津波浸水地域 浸水深さ2.0m以上→遠州灘海岸線のみ

         浸水深さ0.5~1.0m以上→舞阪・新居の一部

         浸水深さ0~0.5m→舞阪・弁天・村櫛など浜名湖内岸でも半分程度のところだけ

上記のCapture画像です。クリックで大きくなりますが、是非浜松市防災マップでご確認を!ハザードマップを超えた大津波

“推定津波浸水地域”という表現も気に入らない

“浸水”では、東北地方太平洋沖地震の津波のような押し寄せてくる感じがしない。


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