Jリーグの公式戦が中断して久しい。
東日本巨大地震後電力問題が深刻化し始めた15日、大半のクラブ社長が集まったJ1・J2合同の臨時実行委員会で対応が協議された。
「日本中が大変な時だからこそ、サッカーの力を示す時だという意見も多くあった」が、
大勢は「4月第1週の再開は不可能」という意見でまとまったという。
席上、ある委員が、
「仮に昼間に試合を行ったとして、もし(計画停電で)信号機の消えた交差点で、観戦に来た人がはねられたら、どうするのか」
と発言があったという。
「あの言葉が、議論の風を変えた」とという。
国難の時期にスポーツが果たすべき使命と、開催することに伴う道義的な責任。そのはざまで揺れる葛藤は今、スポーツ界全体に広がっている。
「きょうの毛布が欲しい人がいるのに、温かいシャワーを浴びていていいのか。大事なのは命であり、水だ」と、被災したJ2水戸の沼田邦郎社長。
「被災地では、ぎりぎりの電力で人工呼吸器をつけている人もいる。スタジアムだけ、まばゆく照らされていていいのか」(J2クラブ社長)という問いに、万人が納得する正解はない。
---YOMIURI ONLINEより
余談だけど、プロ野球関係者はそこまで議論しているのか?
大量電力を必要の東京ドームを使用する巨人は、計画停電中は他所の野外休場に疎開してデーゲーム開催を決断すればファンも増えるであろうに・・・
いつまでもゴネているようでは、ファンは離れてしまうと思いますよ!
浜松まつり中止をめぐっては、
愛知県の大村知事の『イベントを中止することなく粛々と行う宣言』の賛辞が聞かれる。
経済活動をしっかりとして被災地を支援する。
それもひとつのリーダーシップで正解だ!
写真は、仙台の隣り多賀城市の津波被害状況だ。
仙台湾から鹿島灘に連なる平坦な遠州灘&遠州平野に似た地形だ。
少なくとも浜松市の東海道新幹線以南がこんな景色に?・・・
浜松まつり中止の本当の決定的理由が明らかではないけれど、
祭り参加者と浜松市民&観光客の安全をどう守るのか?
1ヶ月や何年掛けても答えは出ないかもしれないけれど、
それを考えるのもひとつのリーダーシップだと思う!
ただ、浜松まつりの最高責任者(=市長?)が、
ちゃんと理由を説明してくれないとなかなか承服できません。
たぶん起こる確率は1%もないだろうことを恐れていては何もできなくなってしまうと言われるだろうけれど、それを怠っていたのが福島の原発事故だったのではないだろうか?
万一の原発事故を考えたなら日本で原子力発電を行うことは許されない!
数%のリスクと引き換えに、電気をふんだんに使えることが当たり前の豊かな生活をおくってきたことに今気づかされたんですよ!
日本国民が!
石原東京都知事が言われるように・・・