昨日のNHK総合“ゆうどきネットワーク”で、
“押し売り”ならぬ“押し買い”が取り上げられた。
再現映像では、
電話で、不要な和服を買い取るとアポがあり、身なりのしっかりした若い男性が訪問してくる。
人の良さそうなお婆さんが、もう着なくなった和服を買ってもらえるのならば・・・
と喜んで和服を差し出す。
ザラッと和服をチェックして1,000円と提示される。
少々不満そうだが引き取ってもらえることで嬉しそう・・・(ホントは買い叩かれている)
業者はすかさず、「貴金属やアクセサリーも鑑定してあげましょう」と言葉巧みに勧誘する。
観てもらうだけと差し出す金ネックレスなど業者の目の色が変わる。
お婆さんは、大切な品物だから譲る気はないと断るものの、
業者は次第に高圧的になって強引に買取を迫る。
お婆さんは怖くなって、早く帰ってもらいたいがために買い取ってもらう破目に・・・
業者の手に鷲掴みにされた貴金属は相当なボリュームがあるので、
10万円以上にはなるかと思えたのだが・・・
業者は、和服代と合わせ5000円札を置いてそそくさと帰って行く。
こうした昨今の金やプラチナなどの貴金属価格の高騰に便乗した、貴金属などを安い値段で業者が買取る“押し買い”のトラブルが相次いでいることに、国民生活センターも注意を呼びかけている。
金やプラチナの相場は、新聞に掲載されているのでチェックをしておかないと業者の言いなりでは怖いですね。
突然自宅を訪れる貴金属等の買い取りサービスに関するトラブル
-いったん業者の手にわたったら取り戻せない-国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20101221_2.html