“暖房の残り香”

浜松では珍しい大雪の頃から較べると、このところ暖かさは助かります。

今の住まいで冬を4回過ごしました。


「この家は暖かい」と高を括っていたけど

今シーズンの寒さは並大抵ではありません。

     1月の平均気温(気象庁統計情報)
     2007年 7.4℃
     2008年 6.0℃
     2009年 6.5℃
     2010年 5.9℃
     2011年 4.2℃(←1/24現在)


データから裏付けられます。


我が家ではオイルヒーターを主暖房としています。

灯油系は臭いし、ホットカーペットとかは電磁波が怖いです。


ずっと温度調節しながら使ってましたが、

ここ数日は、日中切っても大丈夫になりました。

寒さになれたのでしょうか?


“ゆうゆうpapa”これを“暖房の残り香”と勝手に称しています。


別に香りがするわけじゃありません。

暖房されて暖まった室温が、

“床・壁・屋根の断熱によって外に逃がさない”

“床・壁・天井のオール杉無垢板が暖かさを保っている”

と感じています。


“香り”が残るように、

温かみが残っていることが感じられる室内空間なんです。


特に、“杉”という木の保温効果は絶大と思います。

“暖房の残り香”

“杉”は柔らかな木材として好まない方も向きもあります。

柔らかい理由は、木理が密でなく粗いことです。


だけど“ゆうゆうpapa”は欠点だとは思いません。

近年、全国各地に木造の校舎が建てられるようになっています。

その小学校の校長先生のお言葉に、

「柔らかな床になったら、子どもたちが優しくなった」

のように仰っています。

傷つきやすいモノを大切に扱うようになったということです。

人もモノも同じですね。


“杉”の木理の粗い隙間には、たくさんの“空気”や“湿気”や“音”が取り込まれるように思います。

空気は“保温”効果を生み、

湿気は“調湿”効果を生み、

音は適度な“残響”や“反響”効果を生む。

・・・ってことから、

『夏は涼しく、冬暖かい』というコンクリートや鉄骨の建物では望めない効果を、

ほとんど杉の無垢が内装の住まいで実感しています。


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ ドラムへ
にほんブログ村
同じカテゴリー(住まいづくり)の記事
太陽光発電考
太陽光発電考(2011-08-01 18:01)

三澤千代治氏語録
三澤千代治氏語録(2011-07-28 16:37)

長期優良住宅が倒壊
長期優良住宅が倒壊(2011-07-19 18:02)

地盤液状化再現実験
地盤液状化再現実験(2011-07-19 12:02)

免震に大地震の洗礼
免震に大地震の洗礼(2011-07-12 18:02)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
“暖房の残り香”
    コメント(0)