原発事故がまねいた課題①

福島第一原子力発電所が停止して東京電力管内の電力供給が不足した。
計画停電という異例の事態に突入した。
停電にならない地域に住む人たちも節電に努力する日々がスタート。
パソコンの画面で東京電力の「電力の使用状況グラフ」を見つめていた。 (図1)


図1 東京電力がウェブサイト上に公表する電力消費量(資料:東京電力)
原発事故がまねいた課題①
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これまでの生活に、不要な明るさや便利があったことを反省。
電力不足が生活面、経済面に与える影響がどれほど大きいことかを悟ったはずだ。
原発が幾つか停止しただけで、これだけの影響である。
仮にすべての原発をなくしてしまった場合、どんな事態が起こるのだろう。
まずは、原発事情について…


電力会社が原発を推進する理由

2008年、日本の年間発電量はおよそ1兆kWh。
その内訳は、
石炭が27%
天然ガス(LNG)が26%
原子力は24%
石油13%
水力7%
再生エネルギーなどのその他が3%

1973年の年間発電量は3790億kWhで、原子力はたったの3%、石油が73%だったから、石油が減って原発の比率が急拡大していることがわかる。

今回の事故でも分かるように原発は放射能の扱いが面倒に思えるが、電力会社にとっては違う。

100万kwを発電するのに
石炭221万トン
石油146万トン
天然ガス93万トンが必要だが
濃縮ウランならたったの21トンで済む(図3)。


図2 2008年の電源別発電電力量 (資料:電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集2011」)
原発事故がまねいた課題①
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図3 100万kWh発電するのに必要な量(単位:万トン) (出典:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」)
原発事故がまねいた課題①
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備蓄が容易なこと。
一度ウランを原子炉に入れると3~4年間は取り替えずに運転できること。
そしてウランはオーストラリア、カナダ、カザフスタンなど広い地域に分布していること。
・・・などなど、エネルギー供給の安定性にとても優れている。


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