震災義援金100億円突破=支援桁外れ、親日ぶり示す―台湾
時事通信 4月1日(金)15時21分配信
【台北時事】台湾当局のまとめによると、東日本大震災の被災者への義援金が1日までに、官民合わせて計100億円を突破した。
米国が赤十字を通じて集めた寄付が3月30日現在で約99億円。
人口が約14分の1の台湾が同規模の義援金を集めたことは「桁外れの支援ぶり」(日台関係者)で、台湾人の親日ぶりを端的に示している。
台湾では大震災発生直後から被災者支援の輪が広がり、外交部(外務省)が震災発生当日に1億台湾ドル(約2億8500万円)の義援金を送ると表明。
同月17、18の両日にはテレビ局などがチャリティーイベントを開催して寄付を呼び掛け、これまでに約9億台湾ドル(約25億6600万円)を集めた。
同部が把握していない寄付も相当程度あるとみられ、実際の金額はさらに多いとみられる。
9割以上が民間からの寄付。
10倍以上人口の多いアメリカよりも金額が大きい。
平均年収が150万円前後と日本よりも低い中それでも寄付をしてくれる。
……台湾の人々が隣国・日本を思う温かい気持ちが伝わってくる。
一方、国内では様々なお祭りイベントが自粛に追い込まれている。
一方では、むしろ積極的にイベントを義捐金募金の場にすべきとの声も多いが…
日本の震災義援金は、日赤と中央共同募金の総額が3日までに1154億円集まったという。
(3/31ニュースでは700億円超したところ…)
台湾の14倍の人口を要しながらこの数字。
イベントを行わないと募金が集まらないのか?
イベントを行ったところで、はたして台湾のペースで義捐金が集まるのだろうか?
