三澤千代治氏語録

“わらべ”

2011年07月28日 16:37

三澤千代治氏が語る①
子ども部屋は就寝用に1人当たり3畳もあれば十分で、家のあちこちに子どもの居場所がある設計が必要なんです。


三澤千代治氏語る②
大手ハウスメーカーの営業コスト250万円/棟。設計や積算の情報処理システムに100~200万円/棟。
物流費は建設費用の33%。
だから全国一律仕様で坪50万円での販売は無理だった。


三澤千代治氏語る③
ハウスメーカーは営業5割、技術3割、管理2割が一般的。でも工務店は営業ゼロのところが多い。


三澤千代治氏語る④
建築学科を出た人間のうち、設計の才能があるのは50人にひとりぐらい。
ミサワホームは1000人近くいても16人しか優秀な設計者がいなかった。
これでも多いほうです。


三澤千代治氏語る⑤
2000万円の家を下手な設計者がやると1500万円の家に見える。
逆にうまい設計者がやれば3000万円に見える。
設計の良し悪しで家の価値が倍になる。
設計というのはそれくらい価値があるものです。


三澤千代治氏語る⑥
ローコスト住宅を手掛けて数棟こなすと決算書の内容はよくなります。
でも評判は確実に下がってくる。
年間100棟を超えた工務店が突然倒産するのはこうした目に見えない負債が溜まっているからです。

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