不燃木材に大臣認定違反、10社中9社が該当
国土交通省は6月29日、大臣認定を受けた不燃木材製品の一部に、認定仕様に適合せず、不燃材料に必要な性能を満たさないものがあったと発表した。
該当した大臣認定の取得企業は、
ARS、亀村木材、ナニハ木材、丸七ヒダ川ウッド、ASA・不燃木材合板、チャネルオリジナル、越井木材工業、ヨコタニ、アドコスミック
の計9社。
国交省によると、不燃木材の大臣認定を取得した会社は計30社ほどある。
同省がこのうち10社の計10件の大臣認定について製品のサンプルを抽出し、仕様や性能が認定に適合しているか否かを調査すると、9社の9件に認定と製品との不適合が発覚した。
不適合製品の認定番号などは以下の表。
国交省は、サンプル調査で大臣認定と製品が適合していた会社の社名は公表していない。
不適合が発覚した9社に対しては今後、問題の大臣認定を受けた製品が使われている建築物の特定などを指示する。
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耐震偽装、アルミサッシ防火偽装、不燃軒天井もあったっけ!
今度は『不燃木材』
どこの業界も実情は同じかもしれないが、建築業界って所詮こんなもんですから…
会社の規模が拡大して利益を求めるようになると、得てしてこうなるものなんでしょう!
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