菅首相福島原発視察が今日の惨状

“わらべ”

2011年03月30日 19:01

経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、福島第1原発が、3時間以内の「炉心溶融」することを予測。

しかも、翌12日未明には放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる方針が決まっていた。

ところが、菅首相と原子力安全委員会班目春樹委員長が、12日朝、パフォーマンスで現地視察。



そのため現地では「応急措置は何もするな」という号令がかかり、一番大事時間帯の手立てが半日以上遅れ、今日の惨状となっていることが明らかになった。


「原子力は詳しいんだ」という菅首相であるが、12日未明、放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、炉心溶融が始まっている保安院が知っていたにもかかわらず、政策決定行うトップである菅が現地視察することにより、保安院が東電に対して応急措置のすべてを停止、その後の政策決定も遅れた。

菅首相には想定外を主張する班目春樹委員長が同行しており、班目春樹委員長自身が現場の応急手当を一時停止させたのか、それとも誰が・・・官邸が・・・?。


福島原発事故について、問題点などを時系列にウィキペディアが報じている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85 

MITによる福島原発事故解説
http://d.hatena.ne.jp/arc_at_dmz/20110316/fukushima_nc_power_plants

関連記事