建材メーカーの動向3
旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ
栃木県宇都宮市清原工業団地にある透湿防水シート「デュポンタイベック」の加工工場および倉庫の一部に、地割れなどの被害があった。
現在もこの工場と倉庫は操業を停止しているが、設備への被害は少なかったとしている。
3月28日ころには生産を再開する予定。
工場の停止に伴って関西や九州の倉庫から出荷して対応していたため納品に遅延が生じていた。
今後、宇都宮の工場が再開すれば出荷の遅延もほぼ解消できる見込み。
東北地方に生産拠点を持たないセーレンとフクビ化学工業は、現在のところ通常通りの生産体制を継続している。
フクビ化学工業は3月18日、「通常の予想を超えた受注があると、原材料の確保や運送体制に一部支障を来す可能性がでてきた。
大口の発注については、注文を断る場合がある」といった案内をウェブサイトで発表。
透湿防水シートに関しては、急激に市場から在庫がなくなるといったことはなさそう。
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