ガソリンスタンドが消える

“わらべ”

2011年02月11日 12:00



時代は“価格破壊”

100円均一、ディスカウントショップ、大型ショッピングセンター、セルフガソリンスタンドetc.

“ゆうゆうpapa”はどれも嫌いでした。

近所の小売店が閉店していく。

ガソリンスタンドも閉鎖する。

中小のスーパーマーケットもなくなっていく。

車に乗ってると気づかなかったバス路線も、いつのまにかなくなってる・・・



NHKクローズアップ現代で取り上げられました。

ガソリンスタンドが急速に地域から姿を消していることを。

理由は不況による節約志向、エコカー普及によるガソリン需要の減少。



09年度は1年間で1733ヶ所が消滅している。

全国にピーク時6万件あったスタンドが4万件に減っていて、2万件まで減ると予測されている。





北海道の観光地“層雲峡”を通る国道は120kmにわたってガソリンスタンドがなく、ガス欠が頻発したり、高齢者がガソリンを入れるためだけに遠出を強いられるなど、暮らしにも深刻な影響が出ている。

などなど・・・




浜松の市街地に暮らしていればまだまだ実感が乏しいが、

地方の山間部に遊びに行ったりすると、閉鎖されたガソリンスタンドが目に付いたのも事実だ!

電気自動車に乗っている方は関係ないかもしれないが、

灯油もない、農業用耕運機やトラクター、

草刈機などに入れるガソリンを地域で確保できなくなることは、

生活をどう守るのか?に関わることだ!

番組を見ながら、先日書いた、

2011/01/25 遺跡になる?『長期優良住宅』
http://youyou88.hamazo.tv/e2450266.html

・・・を連想した。

昨年末に国土交通省国土計画局『2050年の日本国土の予測データ』

このような、身近な生活インフラがなくなると、

人口が少なくなって寂しいからだけじゃなく、

住みたくても住み続けることが困難になるわけだ!

だから、40年後の2050年には、

全国の居住地の21.6%が“無居住化”

つまり人が住まない廃墟となるわけなのか?


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